ミライリハBLOG
2024.11.22
訪問看護ステーションで新たなスタートを!初心者のための準備ガイド
訪問看護で新たなスタートを。初心者のための準備ガイド
はじめに
訪問看護は、利用者の自宅や施設で提供される医療サービスであり、専門的な看護師が直接利用者のもとへ訪れ、個別のケアニーズに応じたサポートを提供します。初心者の訪問看護師にとって、初回訪問を成功させるための準備とマナーは非常に重要です。この記事では、初心者のための訪問看護の準備ガイドを紹介します。
初回訪問の準備
健康状態の評価とケアニーズの確認
初回訪問では、利用者の健康状態とケアニーズを評価することが第一歩です。
以下のポイントを確認することが重要です。
指示書の確認
訪問看護指示書を確認し、利用者の健康状態や必要な看護処置、訪問看護の目的や頻度を把握します
バイタルサインの測定
体温、血圧、脈拍などのバイタルサインを測定し、利用者の一般的な健康状態を把握します
生活環境の観察
利用者の生活環境や日常生活の様子を観察し、ケアニーズを評価します
訪問前の確認事項
初回訪問前に以下の事項を確認することが必要です。
訪問日と期限の確認
訪問看護指示書に記載されている初回訪問の予定日と期限を確認し、利用者やケアマネージャーと連携して調整します
必要な機器や薬剤の準備
訪問に必要な医療機器や薬剤、書類などを準備します
訪問先でのマナー
挨拶と自己紹介
初めて利用者さんやご家族にお会いする際には、以下のマナーを守ることが重要です。
名刺の渡し方
名刺は両手でお渡しし、相手が読める向きで名前の文字が隠れないようにします
靴の脱ぎ方
靴は前を向いたまま脱ぎ、玄関の下座に置きます。背中を向けて靴を脱ぐのはマナー違反です
訪問バッグの置き方
訪問バッグは床や畳の上に置き、テーブルや椅子の上には置かないようにします
コミュニケーションスキルの重要性
初回訪問では、良好なコミュニケーションスキルが不可欠です。
開かれた対話
利用者や家族からの情報収集が重要です。適切な質問や聴取スキルを使い、利用者や家族が持つ情報を的確に把握します
時間厳守とプライバシーの保護
時間厳守予定の訪問時間は厳守し、遅刻は避けます。やむを得ず遅れる場合は、理由と遅れる時間を連絡します
ライバシーの保護
ステーションの外で利用者さんのプライバシーに関連する会話をしないように注意します